設計変更はお早めに!

現場を進めてゆくと、様々な理由によって原設計とは別の納まりになったり、材料が変わることが結構あります。

理由としては、建築的な納まりからくる場合や、施主の方の要望からくる場合など色々です。細かな点も含めれば様々な変更が現場で行われています。

そこで施主の方へのお願いですが、もし何か気になることや変更したいことがある場合は、思ったその時にすぐ監理者や施工者にそのことを伝えて欲しいということです。

ぱっと見には変更ができそうであっても、多くの場合次の工程への準備が動いていて、変更を出来なくはないけれども手戻りになってしまうことが多々あります。

たぶん一般の方が現場を見た場合、「まだ変更ができる」と思った時点から3歩くらい水面下で現場は進んでいると思っても足りないくらいだと思います。

よく言われる、「工事中の追加工事や変更は高くなる。」とは、この目には見えない段取りのやり直しがあるからです。

それとは別に、アクセントに入れた色違いのタイルの場所の変更などは、張る前であれば職人さんがいるその場でお願いしてもさほど大きな問題ではありません。

このように、変更の内容によって可、不可が変わってきますが、変更依頼が遅くなれば遅くなるほど、どんどん変更が難しくなってきます。

変更したい場合はお早めに。

2010.12.10